仏教のおしえ」カテゴリーアーカイブ

善行寺の如来と天然痘

 2500年前、インドの欲深い大金持ちの長者は一人娘の重病を機にお釈迦様の教えを乞いました。 「この苦しみをお救い下さい」という長者の求めに、お釈迦様は「今までの罪を悔い改めて西方浄土の阿弥陀仏の御名(みな)を称えなさい… 続きを読む »

人身受け難し 今すでに受く

 インドにはガンジス川という大河が流れる。世界の屋根ヒマラヤを水源とし、河口はベンガル湾に広がる世界最大規模のデルタ地帯だ。 お釈迦さまがいらっしゃったのはその中流あたり。雨季には満々と水が流れる一方、乾季になると中央に… 続きを読む »

これでいいのだ

 「これでいいのだ。」バカボンのお父さんのセリフです。スラップスティック(ドタバタ劇)の後、毎回必ずこの決まり文句で終わります。  赤塚不二夫は生前『天才バカボン』の名前の由来をこう述べています。「フランス語のバガボンド… 続きを読む »

有田憂田 有宅憂宅

 有田憂田。有宅憂宅。(略)無田亦憂、欲有田。無宅亦憂、欲有宅。(田あれば田を憂う。宅あれば宅を憂う。田なければまた憂えて田あらんと欲う。宅なければまた憂えて宅あらんと欲う。) 『仏説無量寿経』の一節。 お経は、清らかな… 続きを読む »

一切皆苦

 たまには仏教のことも書かないといけませんね。「一切皆苦」(いっさいかいく)とは文字通り「一切はみな苦」ということ。大乗とか小乗とか言われる前の、原始仏教からの教えです。 苦しい時に「つらいな」と感じるのを「苦苦」(くく… 続きを読む »

周利槃特(しゅりはんどく)

 お釈迦様にはたくさんのお弟子さんがあったが、「周利槃特(チューダ・パンタカ、しゅり・はんどく)」のお話は印象に残る。 彼はお釈迦様の教えの言葉を少しも記憶できなかった。彼は自分の才能の無さに絶望し、教団を去ろうとする。… 続きを読む »

『村の地蔵』

 『村の地蔵』(宇野浩二)という物語がある。あらすじを紹介すると… 昔ある村に、どこからともなく一人の年取った坊さんがやってきて、村の西の野原に「きかぬ地蔵」、東の山の上に「きく地蔵」を安置した。村の人たちに「勝手に信心… 続きを読む »