ご門徒さんのご法事で、よくお菓子をいただいて帰るのですが、それがなぜか「栗まんじゅう」の比率が圧倒的に多いのです。積み上げるほどの量になると、
きっと「○○堂」の陰謀に違いないと思ってしまいます。
さて、「栗まんじゅう」というと永六輔さんを思い浮かべます。ずいぶん前にテレビでお話しされていました。ある地方の「栗まんじゅう」が好物だったけど、それが製造中止になったと。なぜそうなったか製造元に尋ねてみると、
「栗の形はしているが、栗が入っていないと公取委から指摘された」とのこと。
公正取引委員会か何かからのお達しで、好物のこの饅頭が食べられなくなり、怒り心頭。それであちこちでこの問題を講演していたそうです。
もみじまんじゅうに紅葉は入っているのか?(大阪箕面にはちゃんともみじの入った「もみじの天ぷら」があります!)釣鐘まんじゅう、タイ焼き、笹かまぼこ、…こんな名称、世間にあふれかえっています。
ブルドッグソースにブルドッグ、おたふくソースにおたふくは…もちろん入っていません(笑)。
では、なぜ永さん好物の「栗まんじゅう」は製造中止に追い込まれたんでしょうかね。きっと「○○堂」の陰謀に違いない。
このエピソードは「栗せんべい」「クリ煎餅」だった気がする。
あら、ほんとうですね。
私の認識不足でした。
ご指摘ありがとうございます。